当事者だったから、見えた構造がある
40代前半、突然動けなくなった。
朝、起き上がれない。判断できない。
仕事が大好きだった。その仕事を、あきらめた。
どれだけ好きでも、どれだけ続けたくても、体と頭がついてこなくなる。その理不尽さを、言葉にできなかった。
それが「女性ホルモンの変化」によるものだと気づくまでに、時間がかかった。
医療につながり、ライフスタイルを見直し、コミュニケーションの取り方も変えた。
回復の過程で気づいたのは、「自分が弱かったのではない」ということだった。
そして同時に気づいた。同じ苦しさを抱えながら、誰にも言えずにいる女性が無数にいることに。
2020年、支援を始めた。3年で1,600件。
その声が「意思決定崩壊モデル」になった。